最終更新日: 2026-07-23
少額免税(de minimis)制度—関税がかからない輸入額の上限—は国によって大きく異なり、2025年には主要マーケットの多くでこの基準が大幅に引き下げられました。価格設定を誤らないよう、最新情報を整理しました。
1. 世界各国の少額免税基準(2026年)
| 到着国 | 免税基準 | 備考 |
| アメリカ | なし(停止中) | 2025年8月に全世界対象で停止、2026年6月に恒久規定化 |
| ベトナム | なし(廃止) | 2025年2月廃止(以前は約40ドル) |
| インドネシア | 約3ドル | 世界でも最も低い水準 |
| 韓国 | 150ドル(米国発は200ドル) | 米国から発送された商品は優遇基準 |
| カナダ | 米国・メキシコ発は150カナダドル/税40カナダドル、それ以外は20カナダドル | 発送元により基準が異なる |
| 日本 | 16,666円 | この金額を超えると関税・消費税の対象 |
| 中国 | 5,000元相当 | 個人輸入の一般的な目安 |
ほぼすべての主要マーケットで基準が縮小・撤廃される傾向にあります。「安い商品だから免税だろう」と思い込まず、必ず到着国の最新ルールを確認してください。
2. 主要マーケットの手数料の目安
- Amazon — カテゴリにより異なりますが、平均約15%の紹介料
- eBay — 落札手数料 約13.5%
- Shopify — 決済手数料 2.9% + $0.30/件
- Shopee / TikTok Shop — 地域・キャンペーンにより約5〜9%
3. 代行業者・フォワーダーの選び方
- DDP(関税込み)か DDU(関税別)か — 見積もりに関税が含まれているか、到着時に別途請求されるか必ず確認
- 混載(consolidation)対応 — 複数の注文を1つの荷物にまとめて国際送料を節約できるか
- 保険・補償制度 — 破損・紛失時の補償範囲
- 納期の実績 — 広告文句だけでなく、実際の利用者レビューを確認
4. 実践的なヒント
- 免税前提で価格設定していた商品は、今すぐ見直しましょう — 世界的に基準が縮小しているため、その前提はもう古い可能性があります。
- 関税込み(DDP)の見積もりを依頼して、到着時の予期せぬ追加費用を防ぎましょう。
- 注文直前に「リアルタイム為替レート取得」ボタンで最新の為替を確認しましょう。
- 決済前に、購入先サイトのキャッシュバック/ポイント還元プラットフォームのプロモーションコードや紹介リンクがないか確認してみましょう。通常の買い物と同じ内容で、後で現金化できるポイントも追加で貯まります。
⚠️ 本ガイドは一般的な情報提供を目的としています。実際の関税・税金は品目分類(HSコード)、原産国、各国税関の運用によって異なります。正確な金額は通関業者または公式の税関ガイダンスでご確認ください。